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寒い季節の訪れとともに気になってくるのが、身体の冷え。
お風呂に入ってもすぐに身体が冷えてしまう
布団に入っても手足が冷えていて、なかなか眠りにつけない
家事・仕事や学勉中に冷えを感じて集中できない
などと悩みが尽きない方は多いと思います。
また「冷えは万病のもと」といわれるように、身体に様々な悪影響をもたらします。
さらには忙しい毎日の中でバスタイムは唯一のリフレッシュできる時間。
冷えに悩みついつい長湯して、入浴剤で香りや湯ざわりを楽しみたいと思うものの、入浴剤はどれを選べばいいのか…?と思う方もおられると思います。
という上記のようなお困りな方に向けに
この記事では「冷え性の予防に入浴の仕方・入浴剤の選び方」などについて解説していきます!
冷え性予防策は色々ありますが、その中でも毎日の入浴を少し工夫するだけでも十分な予防ができます。
入浴の仕方・入浴剤をうまく使い、身体を温めるコツを知って冷え性予防をしてみましょう!
冷え性とは?その原因は?
まず初めに、そもそも「冷え性とは?」または「その原因とは?」について解説していきます。
日頃からの疲労や睡眠不足、ストレスなどで自律神経系が乱れることにより症状として現れます。
その為、体温調節機能が正常に働かず、手足の血流量が必要以上に抑制されます。
基本的に人間の身体は
- 身体の働きを調整する「自律神経系」
- ホルモン分泌をつかさどる「内分泌系」
- 外部の異物から体を守る「免疫系」
- 生体内の物質とエネルギーをつかさどる「代謝系」
上記の4大システムにより健康を維持されています。
さらには活動神経の「交感神経」とリラックス神経の「副交感神経」があります。
この2つがシーソーのようにバランスをとりながら体内を調整しています。
その為これらの働きが疲労や睡眠不足、ストレスなどで乱れることで冷え性の原因となります。
なので血液が全身をスムーズに循環するためにも、自律神経の働きを整えることが大切です!
自律神経を整えるために1つの予防策として「入浴」があります。
または「入浴剤を使う」とより身体のためになるでしょう!
身体を芯から温める入浴のコツ
忙しいからと、ついシャワーだけで済ませている方もおられるでしょう。
しかし、シャワーだけだと身体の芯まで温まることは少ないでしょう。
湯船に浸かるという行為が身体をしっかり温め、自律神経に働きかけ良い作用をもたらします!
さらに入り方を工夫することで、冷え性の予防にも大きな効果を発揮します!
湯船につかるだけでも身体は温まりますが、冷え性予防のためには入浴のコツにもポイントがあります。
そのポイントが以下の通りです!
ぬるめの湯船にゆっくり浸かり、身体を芯まで温めよう!
まず基本的に冷え性予防には「身体を芯まで温めること」が大切です!
身体を芯まで温めることで「自律神経」の働きも整うことでしょう!
その為には、湯温度は「38〜40℃」くらいのぬるめのお湯に「15~20分」全身ゆったりと浸かることが理想的です!
入浴で身体を温めるには「熱めのお湯の方がいいのでは?」と感じる方もいるかもしれません。
しかし!私たちの身体は常に体温を一定に保とうと働いています。
そのため、急に身体が熱くなると体温を下げようとする機能が働き、逆に湯冷めしてしまう原因となります。
しかも、熱いお湯だとすぐにのぼせて身体全体が温まる前に湯船から出てしまうなんてこともあるでしょう。
よって身体を芯まで温めるには、ぬるめの湯船にゆっくり浸かることが大切と言えます!
仮に長時間湯船につかるのが苦手な方は、全身浴と半身浴をうまく使い分けて、無理をせずゆっくり身体を温めることを心がけてみると良いでしょう!
入浴剤を活用しよう
冷え性の予防には、入浴剤を使って入浴による温浴効果をさらに高めることが効果的です!
しかし!入浴剤にはいろいろな種類があります。
入浴剤を購入にあたってどれを選べば…と悩む方もおられるでしょう。
そこでどんな入浴剤を選ぶと良いのかを紹介します!
冷え性の予防におすすめな入浴剤は「無機塩類系」と「炭酸ガス系」の入浴剤となります!
それら2つの系統の詳しい内容を記載しておきますので気になる方は覗いてみて下さい!
1、無機塩類系
無機塩類系は、湯冷めさせにくい効果があります!
入浴剤に配合されている「硫酸ナトリウム」や「炭酸ナトリウム」といった塩類が、皮膚の表面のタンパク質と結びついて保護膜をつくります。
そのため熱が逃げづらく、身体の芯まで温まります。
2、炭酸ガス系
炭酸ガス系は、シュワシュワ~とお湯に溶けた炭酸ガスが皮膚から吸収されて、血管が広がります。
血管が広がることにより血行が良くなり、お湯で温まった血液が身体表面の熱を全身へと運ぶので、身体の芯まで温めます。
さらに血行がアップすることで老廃物や疲労物質を排出しやすくなるのもポイントの1つです!
これら2つの系統が含まれる代表的な入浴剤は「エプソムソルト」や「エピソピア」などがあげられます!
また、他に香りや湯ざわりを楽しみたい!という方には「炭酸系のオススメ入浴剤」についての記事を書いていますので気になる方は、覗いてみて下さい!
入浴後にもひと工夫を!
入浴後は、足の冷えを感じる方も多いのではないでしょうか。
足先は最も心臓から遠く、冷えやすい部位ではあります。
そのため「お風呂から上がったばかりなのに、足が冷えてしまう」「入浴後のポカポカ感をもっと続くようにしたい」と思う方もおられると思います!
そんな方には、入浴後に「足のマッサージ」がオススメです!
足裏にはたくさんのツボがあると言われています。
そのため足裏やふくらはぎをマッサージを行うことで血行が良くなり、入浴後のポカポカ感の持続に繋がります!
また、ボディオイルやクリームを付けてマッサージを行えば、スキンケアも一緒に出来て一石二鳥だと思います!
他には、入浴後に靴下をはくこともオススメされています!
足が冷えて眠れないという方も足のポカポカ感が長続きします。
ただ、足が蒸れて寝苦しくなってしまったり、足を温めすぎると逆に身体の熱を外に出そうとして、余計に冷えてしまったりする場合もあります。
足が十分に温まっていれば、靴下は脱いで寝ることにしましょう。
ちなみに、靴下は蒸れないようにさらりとした素材や汗を吸ってくれる素材、ゆったりした履き心地のものを選ぶと良いでしょう。
足湯も冷え予防に
入浴以外にも冷え性の予防策として「足湯」があります!
湯船に「長時間浸かりたくない」「苦手」という方は、テレビや雑誌などを見ながらできる「ながら足湯」で身体を温めることもオススメです。
また、日中などお風呂に入るほどじゃないけど身体を温めたい!という方にもぴったりです。
足の中でもふくらはぎは「第二の心臓」と言われています。
足まで降りてきた血液をポンプのように全身に送り返す役目を担っています。
その為、ふくらはぎを温めることによって血流が促進され足だけでなく身体全体が温まることができます。
自宅など簡易的に足湯をしたい時は、ふくらはぎまでつかる少し大きめのバケツを使って浸かることが理想的です!
バケツに40度前後のお湯を入れます。
そこから15~20分間ほど足をつけておけば、段々と冷えが和らいでくるでしょう!
まとめ
以上で、冷え性予防に!入浴のコツと入浴剤の選び方についての解説でした。
冷え予防は様々な方法はあると思いますが、1番手っ取り早く予防できることは「入浴」と言われています!
冷えでお悩みのの方は、是非!この記事を参考にしてもらって役立ててもらえれば幸いです!
冷えから「肩こり」「腰痛」に繋がるとも言われていますので、それらの予防策についての記事も書いていますので、気になる方、悩まれている方は覗いてみてください!
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