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日頃から浸かる方や浸からない方でも、寒い季節になると温かいお風呂がとても心地よく感じられると思います!
ただ、中には…
- とにかく1年中手足が冷たい
- お風呂に入った時のヒリヒリ感が痛い
- 子どもの肌を守ってあげたい
- 寝つきが悪く、朝もスッキリしない
- 入浴剤の選び方がわからない
- 着色料・添加物入りのものは使いたくない
- 外出・遠出ができない家族に温泉気分を味あわせたい
というような悩みや思いがある方も少なくはないと思います。
そこで今回は、冬におすすめの入浴剤を紹介します。
また、選び方や入浴のコツ、注意点も解説しますので、参考にしてみて下さい。
冬にピッタリな入浴剤の選び方
寒い季節になると「体の冷え」や「乾燥悩み」が気になり始める人は少なくはないと思います。
そんな方にオススメするのが、冬特有の悩みにアプローチする入浴剤を使うことです!
日々のスキンケアやボディケアも大切ですが、それぞれの悩みに合わせた入浴剤の選び方も重要なポイントとなります!
そこで初めに「冬にピッタリな入浴剤の選び方」について解説します。
乾燥ケアには保湿成分配合の入浴剤を選ぶ
冬には保湿成分を配合された入浴剤がオススメです!
寒い季節は外気やエアコンによる空気の乾燥によって「皮脂の分泌」や「角層の水分が減少し異物」の侵入を防いだり、肌内部の水分蒸散を防いだりする「皮膚のバリア機能」が低下して、肌荒れが起きやすくなってしまいます。
特に冬の乾燥時は、入浴後に角層中の水分が失われがちになり肌のかさつきが起こりやすくなっています。
それらの悩みの解決や対策は、前提としてお湯に浸かって柔らかくなった肌は浸透し易くなっています。
その状態に保湿成分配合の入浴剤を使うことで保湿成分が肌の表面に吸着するだけではなく、角層内部にまで浸透していきます。
その結果「入浴後しっとりとした、すべすべの肌」になるというわけです!
また、有効成分として「米胚芽油」「セラミド」「エステル油」「ホホバ油」「スクワラン」「ミネラルオイル」「米発酵エキス」「植物エキス」などの保湿成分が配合された入浴剤がオススメです!
冷え(冷え性)には無機塩類や炭酸ガスの入浴剤を選ぶ
寒さが苦手な方や冷え性の方には冬の季節はつらく感じると思います。
そんな方にオススメするのが「無機塩類系」や「炭酸ガス系」の入浴剤です!
それら2種類の特徴をまとめていますので、興味がある方は参考にしてみて下さい!
無機塩類とは‥「硫酸マグネシウム」「硫酸ナトリウム」「炭酸水素ナトリウム」「炭酸ナトリウム」「塩化ナトリウム」「炭酸カルシウム」などを主成分とするものです。
塩類が肌の表面のタンパク質と結合して膜を作り身体の熱が逃げるのを防ぎます。
そのため、入浴後の保温効果が高くなり湯冷め防止になります。
また、お湯を軟らかくする働きもあります。
さらには有効成分である「硫酸ナトリウム」には皮下組織に働き「あせも」「ひび」「あかぎれ」などの予防にも効果があります。
他にも「炭酸水素ナトリウム」は皮膚の汚れを乳化し清浄効果など。
無機塩類系の入浴剤には上記のような様々な効果を持つ有効成分が配合されているものが多種あります!
炭酸ガス系の入浴剤には「炭酸ナトリウム」「炭酸水素ナトリウム」などと「コハク酸」「フマル酸」「リンゴ酸」などを組み合わせて配合されたものが多いです。
そのため、お湯に溶けた炭酸ガスは皮膚から吸収されやすく血管の筋肉へ直接働きかけて血行を促進します。(血管を広げる)
血管が広がると血圧が下がり、血流量が増え体表面の熱を全身へと運んで体の芯まで温まることができます。
また、温浴効果として全身の新陳代謝が活発になり、疲れや痛みなどを緩和することもあります!
以上の2種類の特徴を参考に、今後の入浴に活用してみて下さい!
ただ、炭酸ガス系の入浴剤で注意点が2つありますので、そちらも理解しておくと良いと思います。
- 注1:錠剤等が溶け切った状態で入ること。
-
よく泡が出た状態で入浴される方がおられると思います。
もしくはそういうイメージを持たれている方がおられると思います。
実は、効果を発揮するのは泡ではなく、湯に溶けた後に入浴すると効果を感じることができます!
- 注2:ぬるめのお湯で入浴すること。
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炭酸ガスは湯温が低いほうが湯に溶けやすいです!
また湯にゆっくり浸かることで、全身がしっかりと温まります。
お湯温度は「38~40℃」程に設定すると良いでしょう!
冬にピッタリな入浴剤について
最後に「冬にピッタリな入浴剤」について紹介します。
是非!参考にしてもらい、気になる入浴剤があれば試してみてはいかがでしょうか!?
冬の浴室に潜む危険について
冬の時期の入浴後に起こりやすい「ヒートショック」という症状について知っていますか?
寒い季節になると、よく情報番組などで話題として取り上げられている症状だと思います。
その「ヒートショック」について注意すべきところなどを解説しますので、改めて確認という意味でも参考にしてもらえたらなと思います!
まず初めに、そもそも「ヒートショックとは?」どんな症状なのか?について解説します。
気温の急激な変化によって血圧が大きく上下し、心臓や血管に負担がかかることによって発生する身体の「ショック症状」のことを指します。
まず暖かいリビングや自室から寒い脱衣所に移動することで、体の熱を逃がさないために血管が縮み血圧が下がります。
寒い脱衣所から今度は暖かい湯船に浸かることで、血管が広がって急激に血圧が上昇します。
上記のように、短時間で血圧や血流が激しく変化することで体に負担がかかることで、特に「基礎疾患のある方」や「高齢者」は、心筋梗塞や脳卒中などの症状を引き起こす危険性があります。
また、ヒートショックはシャワーでお湯を浴びることでも発生する可能性があります。
「湯船に浸からなければ大丈夫」というわけではありませんので注意が必要です。
ヒートショックの対策
ヒートショックは「血圧の急激な変化」によって発生します。
そのため部屋と脱衣所、そして浴室の温度差をできるだけ「小さくする」ことで対策することができます!
お風呂に入る少し前からヒーターなどで脱衣所をあたためておくこと。
部屋→脱衣所→浴室→脱衣所の移動時に血圧変化を緩やかにすることができます。
また、お湯の温度を「38~40℃」程度のぬるめの温度に設定しておくことで、入浴中の血圧上昇も抑えることができます。
「熱さを感じづらい高齢者」や「熱さに強い方」であれば「熱いお湯でないと入った気がしない!」と思うかもしれません。
仮に熱いお湯に短時間だけ浸かった場合、体の表面は温度が上がります。
それだと身体の芯の部分までは温まりきっていないので、お湯から出たあと短時間で体が冷えやすく、湯冷めしてしまう場合があります。
さらに、熱いお湯に浸かることで脳を興奮させる交感神経が優位になってしまい、寝付きづらくなる可能性もあります。
だから、入浴するならぬるめのお湯にゆっくり(10~15分)浸かって、身体の芯から温まる方が良いと思います!
ただ、長時間の入浴はオススメされていません。
それは心臓に負担がかかったり、汗をかきすぎて脱水症状を起こす危険もあるので注意が必要になります。
また、入浴する時間は気温が特に下がる深夜帯は避けて、できるだけ早めの時間帯を行うようにしましょう!
どうしても深夜にしか入浴できないという方は足し湯をしたり、入浴剤を使って温浴効果を高めて身体を温めていきましょう!
まとめ
以上で、冬におすすめな入浴剤!選び方から注意点までの解説でした。
寒い季節は、家風呂でくつろいだり、温泉にいったりと寒い季節ならではの楽しみはあると思います。
そこで寒い季節の1つの楽しみの「お風呂」に入浴剤も一緒に手に取ってみませんか?
様々な発見・体験ができると思います!
是非!気になる方はお試し下さい!
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