日頃の疲れがたまっている時や寒い季節にもなると、温泉に浸かりたいという方も多いと思います。そんな時に自宅でも簡単に温泉気分を味わう事ができるのが温泉の素です。
ただ、温泉の素にも色んな種類があり、成分・効果・香りなども様々で、大手通販サイトを見てもどれを購入して良いのか分からない方も多いかと思います。
- 本格的な温泉気分を味わいたい
- お風呂でいっぱい汗をかいてリフレッシュしたい
- 温泉特有の香りを楽しみたい
- 楽天やAmazonなどの通販サイトを見ても、正直どれが良いか分からない
こういった疑問を「全て」詳しく解説します。ぜひ参考にしてみて下さい。
自分にピッタリな温泉の素が見つかります!
温泉気分なら硫黄泉

温泉と聞くと、卵が腐ったようなにおいを思い浮かべる人も少なくはないと思いますが、このにおいは「硫黄に含まれるガスによるもの」となっています。
お湯に硫黄を多く含む硫黄泉ならではのにおいで、泉質が10種類あるのですが最も温泉らしさを味わえる泉質と言えると言われています。
硫黄泉は「湯の華」ができることでも有名ですが、湯の華というのは、硫黄泉の含有成分が空気に触れることで生まれる「温泉成分のかたまり」のようなものとなっています。
その為、温泉で湯の華を目にするとさらに温泉気分が高まることでしょう!
しかし、硫黄に限らず温泉成分に近い入浴剤には以下のようなデメリットがありますので注意が必要です。
- 風呂釜や浴槽を傷める可能性がある。
- 肌の自然な油分を奪ったり、刺激を与えたりする可能性がある。
- 香料や着色料がアレルギー症状を引き起こすことがある。
- 浴槽についた着色汚れを掃除するのに手間がかかる場合がある。
- 追い焚きができないもの・洗濯などに二次利用できないものがある。
- 子どもには推奨できない入浴剤がある。
温泉成分が非常に近い入浴剤は、温泉地をイメージした入浴剤よりも強い成分であるため、風呂釜や浴槽を傷める可能性があります。特に風呂釜に影響を与えてしまうため、使用の際には追い焚きを使用しないなど対策が必要です。
温泉と入浴剤の違い

入浴剤の中には、有名な温泉を再現したものもあります。しかし、温泉と入浴剤にはどのような違いがあるのでしょうか?
その違いとは「成分の濃さ」にあると言われています!
温泉には、硫黄など様々な天然成分が豊富に含まれています。
しかし!成分が濃すぎるため、自宅の浴槽を傷めてしまう可能性があります。
ただ、入浴剤の場合は「安全性と品質」が高いものを元に設計されているので、自宅でも使用することができます。
そのため全国各地を回ることなく、自宅にいながらでも温泉気分が味わえるところが入浴剤の大きな魅力の1つです!
入浴剤にも温泉と同じく硫黄が入っている場合があり、浴槽を傷める場合もありますので不安な方は、商品パッケージの確認と店員さんに聞いてみると良いでしょう!
温泉の素の選び方
温泉の素や入浴剤を選ぶ際にチェックしておくべき4つのポイントを紹介します。
本格的な温泉の香りを楽しみたいなら硫黄の香りを

温泉地帯などの本格的な温泉は「花火の火薬」や「卵の腐敗臭」のような独特な香りがします。あれは硫黄を含む物質が分解する過程で硫化水素が発生しますが、その匂いになります。
自宅のお風呂でも本格的な温泉を味わいたいのであれば、硫黄の香りがするものを選びましょう!
ただ、硫黄は金属やゴム製のものを劣化させる可能性がありますので、追い焚きや保温機能を停止して使う必要があります。また、入浴後はしっかり洗い流すことが大事です!
温泉のような湯触りや湯の花を楽しみたいなら

温泉の醍醐味であるトロッとした湯触りは、アルカリ性の性質を持つ温泉で起こる事が多いです。アルカリ性の温泉は、皮膚の古い角質を溶かし、その成分であるタンパク質が溶けてまとわりつく事で、ぬめりを感じます。
また、温泉に含まれる成分が沈殿して固形化したものを湯の花と言いますが、この湯の花をお風呂に入れることで、自宅でも簡単に温泉感覚を味わえます。
ただ、湯の花は酸性のものとアルカリ性のものがありますので、トロッとした湯触りを味わいたいのであればアルカリ性の湯の花を選びましょう。それと、湯の花は浴槽などに付着しやすいので、こちらもしっかりと洗い流すことが大事です!
疲労感が気になる人は、医薬部外品の入浴剤を選ぼう

肩こりや腰痛、疲労感、スポーツ後の疲れなどで気になる方は医薬部外品をおすすめします。医薬部外品というのは厚生労働省が一定の効果効能があると判断されたもので、疲労回復や痛みの緩和などが認められています。
また、薬用と表記されているものも同様に医薬部外品として認められているものになります。
お風呂に優しく自然由来のもので選ぶなら重曹なども

温泉の素は風呂釜や配管などに負担がかかるリスクがあるので、お風呂が傷付かなくて身体にも優しいものが欲しいという方には重曹がおすすめです。
重曹は炭酸水素ナトリウムという成分であり、一部温泉に含まれる成分でもあります。自然由来の成分で基本的には添加物も含まれておりません。
自然由来で美肌目的や身体を温めたいという方には、重曹の他にもゲルマニウムやエプソムソルトもおすすめです。
温泉の素のおすすめ
ここからは、温泉の素のおすすめ商品の紹介をしていきます。人気ランキングも含めて紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
硫黄の香りのする温泉の素のオススメ

硫黄の香りのある乳白色のお湯で、薬用効果に定評があります。レビュー評価も高く、本格的な温泉を自宅で堪能できます。
・自宅で温泉気分を味わえて大満足です!
・湯上がり後も体はポカポカ最高です。
・温泉街にいるかと思うこの香り!

お風呂に入った時の肌触りが良く、ほんのり香るヒノキの香りが特徴。本場の露天風呂のような自然を感じさせる温泉の素になります。
・硫黄の香りで疲れも取れ、リラックスできます
・イオウの香りがして肌がツルツルになります
・草津温泉気分を感じる事ができました
湯の花やとろみのある温泉の素のオススメ

天然100%の湯の花が入っており、自宅で簡単に別府温泉を楽しむ事ができます。特定の肌悩みのある方が多く購入されています。
・こんなに芯からあったまる湯の花は初めてです
・アトピー肌ですが、肌がまとまる感じがした
・入浴後はポカポカあたたかい状態が続いた

美肌にも効果のある弱アルカリ性の軟水で、赤ちゃんからお年寄りまで安心して入浴できます。長期保存可能な天然100%の浴用品です。
・無香料で体がとても温まります。コスパ良し
・浸かって肌を撫でるだけで肌がつるつる
・クレイに似てて、肌がさっぱりします。
医薬部外品の温泉の素のオススメ

天然のアロマオイルを使用しており、程よい香りと、全身をやわらかく包み込むような湯ざわりとぬくもりを感じられる商品です。
・肌に優しく、とても温まります
・温泉に入ったようなしっとりとしたお肌に!
・気にならない程度の自然な香りで、とてもいい

天然二股温泉産出の湯の華を主成分とし、自宅で簡単に天然温泉を感じられる。5種類の100%天然の材料配合で色んな効果が期待できる。
・市販の入浴剤では1番温まると思っています
・檜の香りで温泉旅行の気分も味わえる
・温泉に行って来たかのような効果を感じ得ます
温泉の素ギフトのおすすめ
【1】薬草湯 と 温泉の素 選べる お風呂グッズ 健康 詰め合わせ

下呂温泉 がある岐阜に伝わる 薬草湯 と 別府温泉 とろとろ湯質で温まる 入浴剤 セット。
・義母へのプレゼントに贈りました。喜んでくれたようです。
・職場でお世話になった方にプレゼントしました。 職場で手渡ししたため配送先は自宅にしたのですが、直接先方のお宅に配送する場合でも失礼に当たらないよう配慮された梱包でした。
・誕生日用に買いました。梱包もしっかりしてあり渡した方からの評価も良かったです。
【2】岐阜の湯めぐり 入浴剤 ギフト「恵」めぐみ

乾燥肌 肌荒れ 女性の更年期 冷え性 リウマチ 産前産後の冷え 保温 血行促進 代謝アップ 腰痛 肩こり 関節痛などの症状に効く医薬部外品の入浴剤の詰め合わせ ギフト 健康に気遣った 入浴剤のプレゼント 。
オシャレで高級感もあり、美肌 保湿 スキンケア リラックス 美容 にピッタリな浴用化粧品 入浴剤のプレゼントは誕生日プレゼントにもぴったり。
・プレゼント用でしたが、丁寧に梱包してあり、素敵なメッセージも付いていました。 これはお風呂好きにはうれしいプレゼントです。
・ギフト用として購入したので入浴剤の使用感などは分かりませんが、何より梱包がとても丁寧で、今回選択したラッピングの桜と椿の絵の和紙がとても綺麗でした!高級感もあるのできっと喜んでもらえると思います!
・内祝いで値段違いですが2回目の購入です。 値段が違っても同じサイズの箱でびっくりしました。大きめです。冬場で年配の男性に購入しました。袋付きにすると立派な紙袋をつけてくれるので気に入ってます。
【3】よもぎ 入浴 よもぎ湯 冷え性対策 温泉の素

ヒマラヤ産ブラック岩塩による、今までありそうで無かったお風呂用パック。
1日の終わりは、よもぎとお塩で不要なエネルギーを手放しスッキリクリアに。よもぎとラベンダーの香りで贅沢気分を味わおう。
また、ヒマラヤ産のブラック岩塩は酸化還元力が強く、水を酸化還元して肌の刺激を和らげます。
・よもぎの香りが浴室に広がり、とても気持ちが良いです。疲れがとれます。リピート確定!
・届いた後で連続2日間使った。 よもぎとラベンダーの香りがとても良かった!好き(o^^o)
・身体にはすごくよいとおもいます!ただ匂いが硫黄の香りが強く、子供たちには不評でした。温泉のにおいはわたしは嫌いではないので、平気ですが、気になるかたは、、ってかんじです。
【4】名湯きぶんのおくりもの 「湯乃季の癒し」

温泉気分がご自宅で味わえる入浴剤。
【登別・有馬・雲仙・白骨・道後】日入浴剤を詰め合わせにしたお得なギフトセットです!
メッセージカードをつけることができるので癒しのバスタイムを特別なギフトにいかがですか。
・お世話になった方へ気兼ねせず受け取って頂けるような品と思い こちらセレクトいたしました。 選んだ包装の花柄もふんわり可愛いらしくて良かったです。
・粗供養の品として購入しました。 いろんな地域の詰め合わせを探していましたので、ちょうど良かったです。
【5】入浴剤 ギフト プレゼント 恵 詰め合わせ セット 5種

・化粧箱入り
・ゆるる:3種 計3袋(1袋×60g)
※「心」(無香料):1袋
※「和」(菩提樹の香り):1袋
※ 「巡」(睡蓮の香り):1袋
・伊吹薬泉:1袋(25g×2包入)
・薬爽泉:1袋(20g×2包入)
・母の日のプレゼントに何度もリピートさせていただいてますが大変好評でオンヨクヤさんの入浴剤と渡すとすごく喜んでくれます。
・温泉の素が良いとリクエストのあった父へのクリスマスプレゼントに購入しました。プレゼント用の包装が綺麗で、良いプレゼントを送ることができました。
・母への誕生日プレゼントとして購入しました。 寒くなってきたので、喜ばれました。 丁寧な包装で、ハーブティーのプレゼントまで付いていて、嬉しかったです。
温泉の素 人気ランキング
通販サイト毎の売れ筋ランキングに飛びます。自分が普段よく使う場所のランキングを見てみて下さい。
使用方法と注意点
温泉気分を味わえる入浴剤にも、使用方法と注意点があります。
特に!本格温泉入浴剤を使用する際には、まずお湯の温度を調整して適量を溶かしてから入浴するのが基本となります。
使用量を守ることで、適切な効果を得られます。
しかし!成分が肌に合わない場合は即座に使用を中止しましょう。
基本的に本格温泉入浴剤は、風呂釜に影響を与えてしまうものが多いため、使用の際には自動追い焚き機能は「OFF」にして湯が冷めてきたら足し湯で調整するようにすることがコツになります!
入浴後の浴槽を洗浄する時は普段の洗浄よりも入念に行う必要があります。
ただし、場合によっては風呂釜洗浄も行うようにしましょう。
温泉気分の入浴剤も同様に、適したお湯の温度で使用することが推奨されています。
こちらも使用量を守ると共に、成分が肌に合わない場合は即座に使用を中止しましょう。
温泉の泉質の特徴・適応症について

温泉には「乳白色」や「茶色の湯色」「硫黄のにおい」といったような、それぞれに特徴があると思います!
これらは、お湯に含まれる成分の種類や含有量といった「泉質」の違いによるもの。
そして温泉の中でも特に療養に役立つ温泉は「療養泉」と呼ばれ、主な含有成分や温度によって10種類の泉質に分けられています!
また、温泉には泉質にかかわらず共通して効果があるとされる症状「一般的適応症」に、泉質ごとに効果がある症状「泉質別適応症」があります。
そこで全ての泉質に共通している一般的適応症は、以下の通りになります。
・筋肉もしくは関節の慢性的な痛みやこわばり・痔の痛み・身体の冷え(冷え症)・胃腸機能の低下・軽症高血圧・自律神経不安定症・軽い高コレステロール血症・病後回復期・疲労回復など。
というように温泉には、たくさんの適応症(効果)があります。
さらにプラスして、10種類の泉質それぞれに固有の特徴と適応症があります。
それぞれでどのような特徴・効果があるのかは以下の通りになります。気になる方は参考にしてみて下さい!
・単純温泉の特徴
[特徴]:日本で最も多い泉質。
刺激が少なく、お肌にやさしい。
pH8.5以上はアルカリ性単純温泉と呼ばれ、美肌の湯として有名となっています。
[泉質別適応症(浴用)]:自律神経不安定症・不眠症・うつ状態
・塩化物泉の特徴
[特徴]:塩分が皮膚に付着することで保温効果や血行促進をサポートします。
[泉質別適応症(浴用)]:きりきず・末梢循環障害・冷え症・うつ状態・皮膚乾燥症
・炭酸水素塩泉の特徴
[特徴]:ほとんどがアルカリ性。
お肌の余分な皮脂や角質を取り除き、皮膚をなめらかに。お湯から上がると爽快感も。
[泉質別適応症(浴用)]:きりきず・末梢循環障害・冷え症・皮膚乾燥症
・硫酸塩泉の特徴
[特徴]:飲んで胆のうを収縮させ、腸のぜん動を活発化させる効果があります。
[泉質別適応症(浴用)]:きりきず・末梢循環障害・冷え症・うつ状態・皮膚乾燥症
・二酸化炭素泉の特徴
[特徴]:泡の湯と呼ばれ、お湯に溶け込んだ炭酸ガスが皮膚から吸収されて血行促進。保温へのサポートにも。
[泉質別適応症(浴用)]:きりきず・末梢循環障害・冷え症・皮膚乾燥症
・含鉄泉の特徴
[特徴]:お湯に含まれる鉄分が空気に触れて酸化することで茶褐色に。鉄欠乏性貧血のサポートにも。
[泉質別適応症(浴用)]:鉄欠乏性貧血
・酸性泉の特徴
[特徴]:ピリピリとした湯ざわりで肌への刺激が強い。
ただ、高い除菌効果で皮膚病のサポートに。また、お肌の角質を落としてくれる効果も。
[泉質別適応症(浴用)]:アトピー性皮膚炎・尋常性乾癬・表皮化膿症・糖尿病
・含よう素泉の特徴
[特徴]:よう素を含んでいて茶褐色(時間が経つと黄色)。総コレステロールを抑制します。
[泉質別適応症(浴用)]:高コレステロール血症
・硫黄泉の特徴
[特徴]:硫黄特有のにおいを放つことが多い。
除菌力も強く、アトピー性皮膚炎などの皮膚病のサポートに。
[泉質別適応症(浴用)]:アトピー性皮膚炎・尋常性乾癬・慢性湿疹・表皮化膿症
・放射能泉の特徴
[特徴]:お湯に含まれる微量の放射能によって免疫力がアップ。
10種の泉質で浴用効果として唯一、痛風のサポート役に!
[泉質別適応症(浴用)]:高尿酸血症(痛風)・関節リウマチ・強直性脊椎炎など
温泉に含まれるアルカリ性と酸性の違い
温泉は泉質によって特徴が異なります。
他にも、温泉に含まれる水素イオンの濃度(pH)による違いもあります。
そのpH値が大きいほど「アルカリ性」、小さいほど「酸性」の温泉となっています。
2つの特徴の違いについては以下の通りになります。
アルカリ性温泉の特徴
・低刺激で肌に優しい
・肌がつるつるに。
・とろとろの湯ざわり
酸性温泉の特徴
・ピリピリと刺激が強い
・皮膚病のサポートに
・古い角質を落とす
アルカリ性を含んだ温泉は、pH値が「8.5以上」の温泉を指します。
そのため、単純温泉や炭酸水素塩泉などに多く含まれています。
また、アルカリ性の温泉は、皮脂を溶かして角質層を和らいで、お肌をつるつるにする働きがあることから「美人の湯」や「美肌の湯」として親しまれています!
酸性の温泉と比べて、肌への刺激が弱いことも特徴的です!
反対に、酸性を含んだ温泉は、pH値が「6以下」の温泉を指します。
入浴すると「ピリピリするような湯ざわり」が特徴的です。
さらには、除菌効果があることから水虫など皮膚病へのサポートにもなると言われています。
また、肌表面の古い角質を落とす「ピーリング効果」があることでも知られています。
これらのことから古い角質が落ち、肌の生まれ変わりが活発になるので、女性に嬉しい!美しい肌へのサポートにも!
ただ、肌への刺激が強いので入浴後は真水で身体をしっかり洗い流すようにしましょう。
ちなみに、アルカリ性と酸性の中間にあたる中性(pH6以上7.5未満)は日本の温泉の中で最も多く、肌に優しい温泉です。
まとめ
以上で、自宅でも温泉気分を!入浴剤の選び方と注意点についての解説でした。
温泉気分を自宅でも気楽に味わえることは、素晴らしいことだと思います!
ただ使用の際は、よく商品を確認して自分に合っているのかを判断して楽しくバスタイムを過ごして下さい!